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マレーシア・シンガポール7日間(その1) [旅行]

JL723は、積乱雲が林立する中をすり抜けるように降下し、次第にマレー半島の大地が良く見えるようになってきました。目をこらしてみると、どうやらヤシの木らしい。それも整然と並んでいるので、人が管理している森というか畑という感じで、ジャングルという感じではない。それにしてもヤシ・ヤシ・ヤシ・・・・あまりの広大さに「これ全部育てているのかしら?」と、俄かには信じがたいほどでした。

空港の敷地のところまで続くヤシの木のプランテーションを眺めていると、JL723は、積乱雲で揺れると警告されていたにも関わらず、そんなことを忘れるほどの優雅さで滑走路に着陸しました(機長の腕は素晴らしかったです)。

ガイドの迎えを受け、バスで一路クアラルンプールへ。JALパックのよいところは、送迎が専用車なのでプライベート感が高いところ。他の客に都合を合わせなくていいのは、ストレス減ですし、自分の興味に合わせた楽しみ方ができるので、とても有意義です。

それにしても市内へは遠い。クアラルンプールは初めてだけど、あの有名なツインタワーは遠くからでも分かるはず。しかし、行けども行けども暗い景色が続くばかりで、しかも高速道路の料金所では渋滞。1時間近くたってようやくまばゆいライトが見えるようになりました。これは成田以上に不便だわ~と思うところですが、ガイドブックによると、鉄道で30分程度で空港―市内は結ばれているようで、自由旅行の人はこのほうが便利ですね。

さて、この日と翌日のホテルは、マンダリン・オリエンタル。香港、バンコクに続き、自分にとっては3つ目のマンダリン・オリエンタルです。場所は、そのツインタワー(ペトロナスタワー)の真下で、伊勢丹などのショッピング・コンプレックスともつながって便利な立地です。

最初に驚いたのは、Merry Chrismas!と書かれた横断幕が入り口に大きく飾られていたこと。なんだ~、全然変わりないじゃない。マレーシアはイスラム教の国だから、相当クリスマスは控えめなのではないかと想像していたのですが、市内へ向かうバスの中でガイドさん(彼は中国系)が説明するところによれば、クリスマスは普通にやっているとのこと。ついでに、新年も旧暦の新年も祝うのでお休み、とのことで、アジア的に楽しいイベントであればよい、というイメージでしょうか。

ホテルのロビーに一歩足を入れれば、やはり一面、クリスマスの飾りつけ。クリスマス・ツリーも飾られています。ロビーはとてもゆったりして、重厚な豪華さがあります。う~ん、これから楽しみ。しかし、受付の人たちの働きぶりもとてもゆったり。これはマレーシア的というものでしょうか。

部屋はとても広く、内装もロビーの印象と同じく重厚な豪華さがありますが、とても落ち着く色調で気に入りました。バスルームもヨーロピアン・スタイルでゆったりしていて、トイレは仕切られている・・・と思ったら、扉がなかった。ちょっと区切られた空間にあるのですが、扉はないので、使い勝手としては普通の西洋的バスルームと同じです。マレーシア特有のビデもついています。

部屋の窓から外を見上げると、首が痛くなりそうなほど高くそびえるペトロナスタワーが。すごい・・・

もう夜の9時になっていたので、荷物を置いたらすぐにホテルの和食レストラン「和さび」へ。バスの中で、鍋焼きうどんみたいなのが食べたいなぁ~とぼやいていたのですが、メニューをみると本当に鍋焼きうどんがあったので、迷うことなく注文。消化のいいものにしておけば、明日からの食べ道楽も万全の態勢で臨めます。

そんな感じで、到着日は過ぎていきました。
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