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イングランド南西部 オムニバス的最後の旅行(その5) カーディフ観光続き [英国生活]

オムニバス旅行最終日のこの日、カーディフ観光の続きをしました。

まずはカーディフ城へ。カーディフ城は、城壁が四角い敷地を取り囲み、中には円柱形の石の塔が丸い堀に囲まれて立っています。これは典型的なノルマン様式らしく、長いことこの城はノルマン人が築いたと思われていたようなのですが、最近の発掘でローマ人が基礎を築いたということが分かったようです。こういった説明は、日頃はあまり活用しない音声ガイドで知ったことなのですが、城壁を修復した際に、ローマ人が築いた部分と、後から修復した部分を区別するために、その境界部分には赤いレンガを使っているとの説明がありました。後でカーディフ城を後にしたときに、その目印を確認できて満足。やっぱりこういうガイドっていいですね(でも時間がないときは困りものなのですけど)。

カーディフ城見学の後は、フランス印象派と後期印象派の作品をまとめて見れるというカーディフ国立博物館に行きましたが、振り返ると何を見たかまるで覚えておらず・・・その後、その隣に聳えているシティ・ホールの立派さばかりが記憶に残っています。

その後は、カーディフの街にいくつかあるアーケード街を散策して時間を費やしました。カーディフの街を歩いていると、なんだかダブリンの街を思い出して、まるでアイルランドにいるような気分になります。やっぱり文化が近いせいでしょうか。

お昼時になり、昨晩下見しておいたパブ、Duke of Wellingtonに行きました。ここはCostaのカフェも入っていて不思議でしたが、客層もよくてとてもいい雰囲気。普通のサンドイッチをいただきましたが、とても満足でした。

さてこのパブの目の前のマリオットに戻り、荷物を拾って、いよいよ地元に帰る時間が近づいてきました。2時前のCross Country Trains、Nottingham行きに乗り、こんどはブリストル海峡の下を潜らず、延々と海峡沿いというか河に沿ってグロスターに向かいました。この辺りも干満の差が大きいのか、私たちが通った時は、水がだいぶ引いていて、泥がずっと続いていたのをよく覚えています。Birmingham New Streetで再び乗り換えて、いよいよこの旅も終り。

イギリス地方都市の宿泊旅行は、これが最後となりました。9月の終わりとなると、天候が悪くなるともうだいぶ寒くなり、陽も短くなりつつあるので、もうこれが限界かとも悟る旅行でした。

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